倉地社労士事務所のNです。
先日、福岡空港近くにある万葉の湯に行ってきた。
色々な施設のサウナを巡るのが好きな私だが、最近は専ら万葉の湯に通っている。
理由は、6月10日に驚愕のLINEが届いたからだ。
「博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯」 閉館のおしらせ
閉館発表日のXで「万葉の湯」がトレンド入りしたほど、その衝撃はとても大きなものだった。
福岡の万葉の湯といえば、全国トップクラスと言われる程の灼熱のオートロウリュサウナが特徴だ。
私が初めてそれを体験したときには、タオル一枚のみ持参というほぼノーガード状態でストーブ正面上段に着座したため、あまりの熱さに命の危険を感じたのを覚えている。
万葉の湯のサウナは、耳がちぎれるのではないかと思うほど、とにかく熱い。
しかし、その熱さに耐え、水風呂で体を冷やし、外気浴スペースで飛行機の音をBGM代わりに空を見ながら横になっていると、合法とは思えないほどの気持ち良さを味わうことができる。
私が社労士試験の受験勉強中には、万葉の湯のサウナに入りたい、しかし勉強もしなくてはいけないということで、勉強道具を持参のうえ朝一で入館してまずサウナ、館内着に着替えて旅行気分を味わいつつも深夜まで一階の漫画スペースで勉強し、最後に再度サウナに入って帰宅という休日の過ごし方を何度もした。
宿泊して一人勉強合宿をしたこともある。
先日は万葉の湯がきっかけで友人と約10年ぶりに再会し、一緒にサウナに入ってから食事スペースで深夜3時までデカオロポを飲みながら語り合った。
そんな良き思い出がたくさん詰まった施設が閉館してしまうのは、本当に寂しい。
建物は古いが清掃が行き届き、休憩用の椅子を増やしたりサウナハット掛けを設置したりと、アップデートも進んでいた良い施設だった。
8月28日の閉館まであと何回行けるかわからないけれど、残りの1セット1セットを大切に噛みしめ、最後の時まで万葉の湯の最高のサウナを愛でたいと思う。