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現状の退職金制度が抱える問題点とは?


あなたの会社の退職金制度に以下のような項目はありませんか?

■基本給連動型の退職金制度となっている

■適年の積立不足で退職金が支払えるか心配

もし、あなたの会社でも当てはまる様ならば問題を抱えているという認識が必要となります

〜 問題点その1 〜 基本給連動型の退職金制度




御社の退職金規定にこのような計算式が書かれていませんか?

実は、適年に加入している企業の多くが、退職金額を算出する計算式に退職時の基本給を使用しています。

いわゆる「基本給連動型」と呼ばれるこの計算方法は、毎年の昇給(基本給のアップ)がそのまま退職金に連動する年功重視の制度と言えます。

退職時の基本給と在籍年数をベースにして退職金額を計算するため、在職中の貢献度が反映され難いとか、将来の退職金額を予測し難いといった問題点があります。

さらに、経営者側には社員の基本給をできるだけ抑えようとする意識がはたらきますので、社員のモチベーションアップの妨げとなることも懸念されます。

これから退職金制度を見直すと言うなら、ぜひ基本給と退職金を切り離して設計することをお勧めします。基本給と切り離した制度としては、定額制・テーブル方式やポイント制退職金があります。


〜 問題点その2 〜 適年の積立不足(運用利率の悪化)


加入当初、年利5.5%の運用が予定されると言うことで多くの企業が契約した適年ですが、長期の低金利水準継続によって、今なお多くの企業で積立不足と過去勤務債務が生じています。

ここで、よく勘違いされているのですが、適年の設計で使われる年利5.5%という利率は、あくまでも予定であり、保険会社が運用を保障するものではありません。

ここ数年の株式市場の回復により、年金資産の運用利回りは最悪期に比べれば向上していますが、株高の恩恵を受けているのは、いわゆる「特別勘定」で運用している場合であり、多くの企業が採用している「一般勘定」では、ほとんど株高の恩恵を受けておらず、当然、過去の多額の積立不足を解消するまでにはいたっていません。


◆月々1万円の保険料を40年間払い込んだ場合の積み立て差額

利率

元本

利息

元利合計

5.5%

480万円

1,261万円

1,741万円

0.75%

480万円

80万円

560万円


    

予定金利5.5%の場合、月1万円の保険料(掛金)を40年間払えば、1,741万円の退職金を準備することができました。
ところが、金利が0.75%まで低下すると、同じ月1万円の掛金では、560万円にしかなりません。


あなたの会社にもこれらと同じような傾向が見受けられる場合、

保険会社の言うとおりに他制度へ移行しただけでは、
退職金制度そのものに問題を残してしまう


又は

すでに適年を移行/解約してしまって退職金制度に問題が
残ったまま気が付いていない


という事態に陥ってしまいます。

これらの問題を正しく解決する為には、

専門的な知識と手法により適切に退職金制度を見直した上で他制度へ移行する事

が必要となります。

退職金制度の見直し方 と 適格退職年金から他制度への移行について

次のページ適格退職年金から他制度への移行よりご説明致します。



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